今週のワイドショーの中で気になっていた
6月11日(火) 『とくダネ!』で放送された「
“卵子を凍結保存”結婚相手はいないが・・・」を詳しくまとめてみました。
「卵子の凍結保存」は、これまでは、ガンなどやむを得ない事情のみ認められていたそうです。
ところが、海外では病気でなくても、結婚していなくても「卵子の凍結保存」を、わりと気軽に行うようになってきているそうです。
特に、若い時はバリバリと働いて、「30代後半で出産しよう」と考える女性が「卵子の凍結保存」を選択するそうです。
一方、日本でも「卵子保存セミナー」なども開催されるようになり、
結婚の予定がなくても子どもが欲しい女性が老化する前に卵子を採取して「卵子の凍結保存」を行うケースが出てきているようです。
日本での費用は、だいたい80万円。
マイナス196度の液体窒素で瞬時に凍結させるそうです。
技術的には、1000年の保存が可能だとか。
ただ、冷凍した卵子が解凍後、受精する確率は約1割。
最低でも10個の卵子を保存しておかないと、なかなか難しいそうです。
そして現在、日本では、「卵子の凍結保存」に関する法律的な、しばりはありません。
体外受精(受精卵凍結)はOK。
他人からの卵子提供はダメ。
では、未婚女性の卵子凍結は?というと法律では何も定義されていません。
『とくダネ!』が独自に行った産科医へのアンケートによると、反対より賛成のほうが上回りました。
賛成の理由としては、
・晩婚化、晩産化
・未受精卵の凍結技術向上
・がん等の病気への備え
反対の理由としては、
・高齢出産を助長する
・保管後の災害、閉院など
・ガイドラインがない
などが上げられていました。
現在の社会状況的には、やむを得ないのでしょうか?