の話題でした。昨日は、大雪の予報が出ていたので心配していたのですが、実際は、都心では、雨になり、それほどの積雪はなかったようです。先月の大雪での混乱が記憶に新しいので、ワイドショーも、かなり力を入れて、取材体制を整えていたのでしょうか、かなりの時間を雪の話題に割いていました。
今日のワイドショーで、一番、気になった話題は、『ミヤネ屋』の『甘く見ると怖い「
気象病」とは』です。
「気象病」ってご存じでしたか?
今日のように急に寒くなるような大きな寒暖差の中で発症するのが「気象病」です。
もし、天気が悪くなった日に、
頭痛、
動悸、
めまいなどの原因不明の症状が出るなら、それは「気象病」かもしれません。
気象病とは、天気の変化(気温や気圧、湿度の変化など)によって発病、症状が悪化する病気の総称です。「
お天気病」とも呼ばれます。
特に気象の変化の激しい日が要注意です。
例えば、今日のように 急に寒くなった時には、自律神経系の患者が増えてきます。
広島県医師会のHPでは、お天気をもとにして心筋梗塞・脳卒中の危険度の予報がされていたりするそうです。
心筋梗塞・脳卒中予報 広島県医師会ひどいときには“生命を脅かす原因”にもなる「気象病」。
もう少し詳しく見ていきましょう。
「気象病」の主な疾患は、頭痛、脳出血、気管支ぜんそく、心筋梗塞、心筋症、リウマチ、関節痛、うつ病、不眠、けん怠感など様々です。また、それらによって
夫婦げんかなどが多くなるという話も。
急に気温が下がると血圧が上がり、心筋梗塞などを起こすことも。(
ヒートショック)
自宅に血圧計のある方は、寒いときに測ってみるといいそうです。
また、気圧が下がると血液中の水分が出て行って、むくみ、ヒスタミンなどが分泌され痛みが生じるそうです。
天気が悪くなると古傷が痛むというのも、同じ原理です。
そして、前線が通過する時に発生しやすい疾患が予想されています。
寒冷前線だと高血圧症、狭心症、リウマチ、関節炎、ぜんそく、腹痛
温暖前線だと低血圧、血栓症、心臓不調、頭痛、集中力不足、気分の落ち込み
だそうです。
「気象病」の原因は何でしょうか?
1.自律神経への影響
2.身体へのストレス
3.前線や低気圧の接近による減圧 →気圧低下により血管の透過性や炎症反応が強くなる
前日から最高気温が5度以上低下すると要注意!とのことでした。
最後に、「気象病」の予防・対策としては、
食事 水分や塩分を適切に取る
風呂 湯船につかり 自律神経を整える
運動 ストレッチで血行改善
衣類 締め付けのない厚手のものだそうです。
私は持病を持っていて、気象病が強く表れますので、これらのことは日々の生活の中で、よく体験しています。
今では、天気予報を見ると、どこが悪くなるかが、だいたい予測できるようになりました。
それをうまく組み合わせることで、体調をコントロールしています。
こういった天気と体調の関係が、もっと広く知られるといいと思っています。