讀賣新聞
【記事】 寬仁親王ご逝去
- 三笠宮家の寬仁(ともひと)親王殿下が6日、多臓器不全のため逝去された。66歳だった。
- 寬仁さまは天皇陛下のいとこで、昭和天皇の末弟の三笠宮さま(96歳)の長男。皇位継承順位は第6位だった。
- 「ひげの殿下」の愛称で親しまれ、障碍者福祉、がん撲滅運動などに尽力された。
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
【記事】 為替デリバティブの損失訴え
- 中小企業は、かつて銀行に勧められて為替関連の金融商品を契約してきたが、歴史的な円高でに大きな損失が出ている。
- 損を取り戻すために、全国銀行協会が運営する紛争解決機関に負担軽減を斡旋の申立が急増している。2011年度は申立件数が前年度の4倍に達した。
- 円安が進行した2004~2007年頃、さらに円安が進めば損が膨らむなどと言って、輸入業者に銀行が熱心に売り込んだ。
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
【リグミのコメント】
朝日新聞は関連記事で、銀行が融資とセットで為替デリバティブを売るケースや、和解後も高い金利と担保を要求されるケースを紹介しています。そして、為替デリバティブのようなリスクの高い商品を売ったのは、銀行が公的資金の返済のため収益拡大に走った時期と重なる、と解説しています。おりしも日経ビジネスでは、銀行の収益が突出して高くなっている現状を批判的に特集しています。銀行は間接金融の中心的存在です。中小企業は、銀行からの借入がなければ事業継続できないケースが大半です。この力関係を利用して自行に有利に行動している限り、「経済の血液であるお金を円滑に循環させる」という銀行の社会的枠割は、常にゆがめられたものとなります。
(日本銀行協会のサイト参照:http://www.zenginkyo.or.jp/service/bank/part/)
毎日新聞
【記事】 寬仁親王ご逝去
- 「ひげの殿下」の愛称で親しまれ、障害者福祉などで知られた寬仁親王殿下が6日、多臓器不全のため亡くなられた。66歳だった。
- 昭和天皇の弟である三笠宮さま(96歳)の長男で、天皇陛下のいとこ。
- 本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」は、1週間後をめどに、東京都文京区の豊島岡墓地で行われる見込み。
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
【記事】 消費増税、修正協議へ
- 民主党と自民党は、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の修正協議入りで合意した。
- 民主党の輿石幹事長が今国会期末の21日までに法案の衆院採決を目指す意向を示したことを受けて、自民党が協議に応じる方針を決めた。
- 両党は、15日までに修正合意する方向も確認したが、一体改革を巡る両党の主張には大きな隔たりがあり、法案成立の行方は不透明だ。
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
東京新聞
【記事】 保育園への企業参入
- 現行の保育制度では、民間の保育所は自治体の保育を代行する費用として補助金が支給されるため、利益の使途は保育など社会事業に制限されている。
- これが政府の保育改革案「子ども・子育て新システム」では、保育事業の利益の使途が原則自由となる。補助金を、国から利用者を介して受け取る仕組みに変えることで、利益の使途を社会福祉以外の事業、本業への繰り入れ、株式配当に広げられるようになる。
- 企保育理念がなく儲け中心の企業が参入すると、低所得者や手のかかりそうな子どもを敬遠するケースが出てくることを懸念する声もある。
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)