【リグミから一言】 野田再改造内閣の全容が明らかになりました。2度続けて問責対象になった防衛相の人事を政治家でない民間人から登用しました。問責問題を繰り返している場合ではない、という野田首相の意志を感じる人事です。
讀賣新聞
【記事】 内閣改造と消費増税
- 4日夕、野田再改造内閣が正式に発足した。
- 自民党が求めていた問責閣僚の交代を決断した野田首相は、消費税率引き上げ関連法案の今国会成立に強い意欲を示した。
- 民主党内に慎重論がある中、野田首相は消費増税を巡る自民党との修正協議を開始し、今国会会期内の21日までに衆院で採決するよう指示した。
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
【記事】内閣改造と消費増税
- 野田首相は4日夕、第2次改造内閣を発足させた。
- 消費増税法案を巡る自民党との修正協議入りを念頭に、参院で問責を受けていた2閣僚を含む5閣僚を交代、「様々な諸懸案を前進させるための環境整備」と説明した。
- 消費増税法案の採決時期を「(今国会会期末の)21日mでに衆院で採決する」と明言した。
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
毎日新聞
【記事】
- 内容野田改造内閣が4日、発足した。
- 野田首相は、「諸懸案を前進させるための環境整備をするべく、内閣の機能強化という視点で改革を行うことにした」と説明、消費増税法案の今国会成立へ向けて6月21日までに「採決できる環境整備に全力を尽くす」と表明し、自民党などとの修正協議を進める決意を示した。
- 民間から防衛相に就任した森本敏氏は、「シビリアンコントロール(文民統制)の原則に立ち返れば何ら問題はない」とした。
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
【記事】 内閣改造と消費増税
- 野田再改造内閣が4日、発足した。
- 野田首相は、社会保障と税の一体改革関連法案の成立に向け「全身全霊で一日一日大事な決断をしていく」との決意を表明した。
- 首相は、自民党との修正合意を最優先させることを強調し、谷垣総裁との党首会談にも意欲を示した。
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
東京新聞
【記事】 原子力安全委の情報公開の不備
- 東電福島第1原発事故の主因となった超g時間の全交流電源喪失(SBO)について、原子力安全委員会の作業部会が1993年に「考慮する必要はない」とした国の安全指針を追認していた問題で、安全委は関連する全資料を公開したと説明していたが、情報の一部を伏せていたことが判明した。
- 安全委は4日、の小鶴文書を公開。斑目委員長は、「結果的に隠ぺいしたとみられても仕方ない」と謝罪した。
- 文書には、事務局だった科学技術庁原子力安全調査室が電力会社に、短時間の電力喪失を考えるだけで良い理由を「作文」するように求めたものも含まれ、官業一体で安全を軽視していた実態が明らかになった。
【リグミから一言】 この全交流電源喪失(SBO)に対策を打っていたら、福島第1原発事故の影響は大きく違っていたはずです。問題は徹底追及してもらいたいと思います。
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)