【リグミから一言】 以前から危険性を指摘する声が相次いでいた福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールの様子が、マスコミに公開されました。「震度6強にも耐える補強がしてある」と政府・東電は説明しています。しかし現地で実態を見た記者たちは、地震・津波・水素爆発がもたらした破壊状況にあらためて驚き、事態の深刻さを実感しています。第三者機関による安全性のチェックは必須であると考えます。
讀賣新聞
1~2人乗り新車両制度について伝える記事
- 内容政府は、5つの区分がある自動車に、6番目の区分として軽自動車より小さい1~2人乗りの「超小型車」の普及に乗り出す。実現すれば1963年以来の新区分となる。
- 地方で人口減が続き路線バスなども減る中、高齢者などが近場の移動の足として利用することを想定している。
- 排気量は125cc程度で、軽自動車よりコンパクトで扱いやすい。1日10km程度の走行能力を前提にしている。
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
福島第一原発4号機の様子を報じる記事
- 政府と東電は、爆発した福島第一原発4号機の原子炉建屋内部や使用済み核燃料プールを事故後初めて報道陣に公開した。
- 4号機は、廃炉に向けた作業が進められているが、がれき撤去は6割程度しか進んでいない。
- 細野原発事故担当相は、「震度6強の地震が来ても4号機の健全性は維持できる」と話すが、現場は余震による再事故の危険性も抱えている。
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
毎日新聞
福島第一原発4号機の様子を報じる記事
- 政府と東電は、爆発した福島第一原発4号機の原子炉建屋内部や使用済み核燃料プールを事故後初めて報道陣に公開した。
- 4号機のプールの耐震性への疑問が、専門家や地元から指摘されており、耐震補強の状況などを公開し、不安を払拭する狙いがある。
- 東電は、事故後にプール底部を鋼鉄製支柱やコンクリート壁で補強し、「震度6強の地震でも十分安全性がある」としている。しかし、「東電は事故の当事者であり、国会の事故調査委員会などが客観的な立場で安全性を精査すべきだ」と指摘する専門家の声がある。
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
政府による燃料電池車用の水素ステーションの整備方針を伝える記事
- 内容政府は、次世代エコカーの本命である燃料電池車の燃料となる水素を供給するステーションの整備に乗り出す。2015年までに100ヵ所の設置を目指す民間の計画を補助金などで支援する。
- 燃料電池車は、水素と空気中の酸素を反応させて電気を起こし、モーターを回す。電気自動車に比べて充電時間の短さ(3分程度)と走行距離の長さが強みとなる。
- 燃料電池車に本腰を入れる米独韓との競争で後れを取らないように、実用化を後押しし、エコカー分野での日本の優位性を保つのが狙い。
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
東京新聞
日本の唱歌や童謡を取り上げるミュージシャンの活動を紹介する記事
- 内容ギタリストの山本恭司さんは、「仰げば尊し」をギターで演奏。
- ブルガリアとセルビア出身者3人による女性ボーカルグループの「ベルニカ・トリオ」は、「ふるさと」「うみ」「赤とんぼ」などを収録したCDを発表。
- 「震災があっても暴動もなく暮らしている日本の素晴らしさを海外が評価し、文化や習慣も見直されている結果ではないか」、と国立歴史民俗博物館の小島名誉教授は語る。
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)