【ごあいさつ】 2012年3月11日リグミがスタートしました
株式会社リーグ・ミリオン 代表取締役社長
「まじめな雑談」って何でしょう?
【リグミ・SNS】
NEW! 2012年11月23日 リグミ事務局の質問 「いじめ」
11月23日の文科省の「いじめの緊急調査」に関連して、【リグミの解説】で下記の指摘をしました:
「教師などから見ると、「遊びの一部」や「軽いけんか」にしか見えないことでも、本人は「いじめられた」と感じている可能性があります。子供は自ら「いじめられた」とは言いません。だからこそ、教師や親は、子供たちの「思い」に寄り添う必要があります。大したことはない、普通のこと、と思えても、子供たちは心の内側に苦しみを抱え込んでいる可能性があります。」
「そして実は、心の内側に苦しみを抱え込んでいるのは、「いじめられる側」(被害者)だけでなく、「いじめる側」(加害者)にも当てはまります。さらには、「見て見ぬふりをする側」(傍観者)も同様です。いじめ問題は、閉鎖的なコミュニティー全体の課題なのです。教師も、親も、いじめ問題の「当事者」として、まずは子供たちの心の奥にしまいこまれた「思い」に寄り添うこと。それがいじめ問題に対応する大切な姿勢です。」
「持って生まれた性格や育った環境や経験の差が価値観の違いに現れます。しかし、そうした「違い」の奥に、人間性の本質的な共通性があります。だから人は分かり合えるのです。ちょっとした「違い」を異質なものとして排除したり、いじめたりするのでなく、「違い」の奥にあるものに目を向け、「共感」する。この体験こそ、教育の原点ではないでしょうか。」
リグミ・SNS に寄せられたコメント例:
- 「いじめはひどいものだが、警察の介入や刑事罰にすぐ頼るのでいいのだろうか。罰則を定めるだけでは、かえって良くない状況を招くと思う」
- 「女子のいじめは、大抵クラスのボス猿的な女の子がやっていた。そういうリーダー的な目立つ存在の子は、部活などで活躍してたりして、先生からもひいきされてたと思う」
- 「いじめに対して、教師の影響が大きいんじゃないだろうか」
実際に、こんな研究もあります。
【いじめの構造】 第3回 いじめと教師のリーダーシップの関係
「いじめ」の問題は、重い、大きなテーマです。
個人個人の「思い」を紡ぐのは、結構たいへんで、尻込みする感じもあるかもしれません。
でも、上の研究資料などを参考に、リグミなりの「サードビュー」を得て、
多面的に考えていくきっかけが得られれば、展望も開けると思います。
「いじめ」は子どもたちだけの問題ではない。
この認識は基本に持っていたいです。