【リグミの解説】 本日の読売、朝日、毎日、日経は、1面トップ記事で民主党の小沢氏の離党・新党設立の動きを一斉に報じています。
読売新聞
【解説】「寄り合い所帯の限界露呈」 【社説】「限界に達した政権の内部矛盾」 【2面】「小沢新党、3つの壁(支持率・連携・資金)」 【社会面】「離党、地元冷やか」
朝日新聞
【3面】「崩れた2大政党制」 【社説】「公約を鍛え直す契機に」 【社会面】「分裂、大義はどっち」
毎日新聞
【2面】「首相、自公頼み加速」 【3面】「誤算続き、足元で波乱」 【解説】「時代とずれた小沢流」 【社説】「解党的出直しを求める」【 社会面】「地元混乱真っ二つ、『身勝手』『票集めだ』」
日経新聞
【解説】「決める政治を止めるな」 【2面】「小沢新党、窮余の旗揚げ」 【3面】「延長国会、解散含み」 【社説】「分裂を奇貨として首相は党を立て直せ」 【社会面】「『権力争いばっかり』有権者冷やか」
東京新聞
【1面】「2人撤回、衆院38人」 【2面】「細る民主、薄氷の政権」 【3面】「小沢新党、国民そっぽ」 【社説】「民の声届かぬ歯がゆさ」 【6面】「つくっては壊し20年」 【特報】「『数の力』に固執」「新党、最後の戦い」 【社会面】「『政争ばかり』『復興いつ』」
このように各紙は小沢氏らの離党・新党結成の動きについての関連記事を多数掲げています。その見出しのトーンで明らかなように、「民主党の分裂による政局変動の指摘」「政治を前進させる必要性の指摘」「小沢新党への冷めた目線」という3つの内容に概ね一致しています。
政局の趨勢は概ね見えたと思います。衆議院の解散・総選挙は遅かれ早かれやってきます。各党は一日も早く、政策の再検討と公約の明示がすべきです。特に小沢新党が結成された暁には、大衆受けするキーワードの提示に留めず、「消費税の前に何をしてそれはどういう効果があるのか、将来の消費税を含む税制はどういう構想となるのか」「反原発とは何を意味しているのか、現原発の位置づけ、将来のエネルギー政策、核燃料サイクルと核廃棄物の最終処理」を明示して欲しいと思います。
讀賣新聞
【記事】 分裂民主、離党届50人
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
【記事】 民主分裂、離党届50人
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
毎日新聞
【記事】 展望なき50人「離党」
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
【記事】 首相、自公と連携強化
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
東京新聞
【記事】 東電値上げ審査、最終調整
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)