讀賣新聞
【記事】 民主党分裂へ
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
【記事】 物欲を税で抑える幸せの国 ~カオスの深淵
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
【リグミのコメント】 ブータン国王夫妻が来日されたのは昨年の11月でした。ブータン・ブームが沸き起こり、「国民総幸福(GNH)」も話題になりました。物質的成長を目指すようになると、社会は変貌します。それは経済拡大策を取ったすべての国や地域が経験してきたことであり、ブータンも例外ではないのかもしれません。
おりしも6月にはブータンの歴史的建造物の寺院「ワンデュ・ポダン・ゾン」が焼失したというニュースが伝えられました。ティレイ首相は再建をすると宣言していますが、内相は「ブータンは小国であり財政的に再建は厳しい」とコメントしています(CNN)。
ブータンが掲げる国民総幸福(GNH)の理念は、「①公平で持続可能な発展 ②伝統文化の保全 ③環境の保護 ④良い政治」です。ブータンはGNHを体現する形で国を成長させられるのか、「物と心」のバランスが取れた社会をブータンの人々は創造できるか、小国の大胆な試みを応援する気持ちで見守りたいと思います。
毎日新聞
【記事】 春秋併存入学5校 ~東大と協議11大学へのアンケート調査
(毎日jp http://mainichi.jp/)
【リグミのコメント】 秋入学構想については、春秋併存とし、その上ですべての履修科目を半年単位で完結とすることで、学生が柔軟に学習プログラムを立てられるようにするのが時代のニーズに合っていると思います。
そして、より重要なテーマは、企業の大学新卒一括採用の慣行を大胆に改革することです。3年生から就活の準備に入り、それでも就職できない学生が多数に上る今の社会状況は明らかに歪んでいます。改革を大学に一任するのでなく、企業側も発言し「熟議」をしていくことを期待します。
日経新聞
【記事】 世界景気「拡大」34%に減少 ~社長100人へのアンケート結果
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
【リグミの補足】 国内景気についての社長100人の回答は、「緩やかながら拡大」49.6%と「横ばい」46.9%を合わせると96.5%が、現状維持以上とみています。半年前に比べて「良くなった」19.6%、「既に改善の兆しが見えてきた」39.1%です。背景には堅調な個人消費があるという認識を示しています。
一方、3ヵ月後は現在より「良くなっている」「改善の兆しが出ている」とする回答は計44.1%で、前回より31.6ポイント低下し、前回はゼロだった「悪化の兆しが出ている」「悪くなっている」が計6.3%になりました。この調査から見える景気の先行きは、やや不透明になってきている、という印象を受けます。
東京新聞
【記事】 わが家は電気代500円
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)
【リグミから一言】 この記事に登場する主婦の東さんの節電取り組みはすごいです。三種の神器と呼ばれた「テレビ、冷蔵庫、洗濯機」が普及する前の1950年代の電気使用量はどの程度だったのでしょうか。