讀賣新聞
【記事】 民主党に造反処分先送り案
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
【リグミのコメント】 与党として決定した法案であれば、党議拘束をかけ、造反者には除名をもって臨むのが当然であると思います。もし民主党としての決定プロセスに異議があるのであれば、それを問うべきで、造反するぐらいであれば、離党手続きを取り、一議員として反対票を入れれば良いのではないでしょうか。
以上が「あるべき論」ですが、党議拘束については、各国それぞれの政治事情によって差があるようで興味深いです。ウィキペディアによると、英国は党議拘束を厳格運用、フランスは造反に対して比較的寛容、米国は党議拘束をほとんどかけず与野党の議員が是々非々で投票、とあります(ウィキペディア)。
国ごとに政治制度と政党政治の在り方が異なります。成熟した政治の在り方は、制度のみでなく国民の意識にも大きく依拠しています。日本の政治が進化するために何が必要か、今回の政局が問い掛けるものは大きいと考えます。
朝日新聞
【記事】 エジプト大統領にムルシ氏
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
【リグミから一言】 ムルシ氏は「穏健派イスラム団体」とありますが、観光業立国でもあるエジプトにとって、イスラム教の戒律をどれぐらい厳格に適用していくのかは、気にかかるところです。軍との主導権争いのことも含めて、「アラブの春」がどこに向かうのか、この新しい革命の中心となった若者たちの訴えはどれぐらい反映されていくのか、注目したいと思います。
毎日新聞
【記事】 台湾企業に再生託すシャープ ~『追い詰められた産業立国』
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
【記事】 トヨタがハイブリッド技術をBMWに供与
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
【リグミの補足】 今回の提携とは直接関係ないですが、電気自動車の充電規格で日本が打ち出した「チャドモ」方式に対抗して、独フォルクスワーゲンなど米独8社による「コンボ」方式が提案され、話題になっています(msn産経ニュース)。世界標準を確立することが、普及定着のカギを握るため、この主導権争いがどこに向かうか注目です。独自技術の高さだけでは戦略的優位性を確立できない時代ですので、トヨタの動きは理解できます。今後、エコカー全般でどういう提携戦略を展開するのでしょうか。
東京新聞
【記事】 今どきのデモのでき方
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)
【リグミから一言】 ツイッターの拡散効果は、「黄色をまとう」など細かい情報が広がるのが特徴と記事にあります。公式パンフレット的な呼びかけより、個々人による具体的な拡散情報の方が、デモに出たことのない人への訴求効果があるのかもしれません。「アラブの春」の大きなうねりとは比肩できないレベルですが、日本でも変化が起きているのだと思います。