【リグミから一言】 国会事故調は、重大事故の際、「原発内は事業者(電力会社)が対応し、原発外は政府が対応する」ことを原則とすべきだとの考えを示しました。全体を判断すべき「ゼネラリスト」と、個別の専門性を担う「スペシャリスト」の関係を整理したものと思われます。その上で、全体判断をし責任を取るのが「プロフェッショナル」です。政治のプロとは何か。経営のプロとは何か。政府と東電のプロフェッショナリズムが問われています。
讀賣新聞
【記事】 国会事故調が論点整理
- 東電福岡第一原発事故を検証する国会の「事故調査委員会」は9日、最終報告に向けた論点を整理した。
- 菅前首相をはじめ、首相官邸による過剰な現場介入が事故対応の妨げとなると共に、官邸の初動の遅れが住民避難の混乱拡大を招いた、と結論付けた。
- 最終報告書でも、事故対応の混乱の最大の責任は官邸にあった、と結論づける公算が大きい。
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/)
朝日新聞
【記事】 国会事故調が論点整理
- 東電福岡第一原発事故を検証する国会の「事故調査委員会」は9日、政府の初動対応を「責任回避に主眼がおかれ、住民の健康と安全は顧みられなかった」と認定した。
- 菅前首相らの介入も混乱の原因になったと批判し、官邸側に厳しい内容となっている。
- 原発事故の影響で避難している住民1万人を対象としたアンケート結果も公表し、政府から住民への情報伝達や避難指示の遅れが混乱に拍車をかけた、と指摘した。
(朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/)
毎日新聞
【記事】 金正恩氏の母親の情報
- 毎日新聞は、北朝鮮の最高指導者、金正恩第1書記の母高英姫氏の映像資料を入手した。金ファミリーの一員としての高氏の姿が明らかになるのは初めて。
- 「将軍様のために、先軍の我が祖国と金日成民族のために天が送った方」などと神聖化している。数年前に中断されていた高氏に対する神聖化作業が再開されたことが確認された。
- 高氏は元在日朝鮮人で、「日本出身」の経歴が最高指導者の母親として不適格とされている可能性が指摘されていたが、今回の資料でも高氏の使命や経歴は明らかにされていない。
(毎日jp http://mainichi.jp/)
日経新聞
【記事】 三菱ケミカルがエチレン設備を廃止
- 三菱ケミカルホールディングスは、鹿島コンビナートのエチレン設備1基を2014年に廃止する方針。
- 国内需要の減少や円高で採算が悪化しているためで、国内のエチレン設備の廃止は13年ぶりとなる。
- エチレンは鉄鋼と並び日本の高度成長を支えた中心的な素材だが、海外企業が台頭し日用品化が進んでいた。今後は、高機能素材などに軸足を移す。
(日経Web刊 http://www.nikkei.com/)
東京新聞
【記事】「ギャルママ」の社会貢献
- 金髪、ミニスカート、長いまつげ、と派手な外見で世間から白い目で見られがちな若い母親「ギャルママ」が、社会貢献に奔走している。
- 東日本大震災の被災地支援や虐待防止の育児相談など、活動を広げている。社会との接点を持てなかったギャルママ同士がつながり、他人のために動き、輝いている。
- ギャルママの育児ネットワークに注目する千葉大学教育学部の藤川大祐教授は、「彼女たちのファッションは自己表現の手段。子育てを最優先しながら、自分らしさを大切にする。見た目だけではなく活動の中身に注目してほしい」とエールを送る。
(TOKYO Web http://www.tokyo-np.co.jp/)
【リグミから一言】 社会的につながるギャルママは、かっこいいと思います。